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【建築職シリーズ①】採用12年目、新採用が語る「建築職」(令和4年12月2日)

 みなさん、こんにちは。採用担当のAです!
 冬の到来を感じるこの頃、家の中が温かくて外にでられな~い!という方もいるのではないでしょうか!
 さて、今回のブログでは、皆さんの住まいにも関わっている「建築職」の仕事について、専門職の方々から執筆してもらいました!皆さんの仕事内容は様々、そして仕事以外でも活動的。そんな建築のフィールドで働く職員を2回のブログ分けて紹介します。トピックはこんな感じ!今回は前半2つになります。ぜひ見てください!
 ①新潟県らしい住まいや暮らし方をPR!建築住宅課🏡
 ②使いやすい県立施設へ!営繕課🏫
 ③地域密着型の事務所!地域振興局🏞 ←次週紹介
 ④県庁舎も健康管理が必要!管財課🏢 ←次週紹介

建築職の業務内容について

 建築職は、建築物の確認審査や防災指導、学校や病院などの公共建物の整備など、建築物の安全や住まいづくりに関する業務を幅広く担当しています。
 今回は様々な業務の中から4つの部署における業務を通じて、建築職の魅力ややりがいなどをご紹介します。「建築」への様々な角度からのかかわり方や新潟県ならでは業務など、皆さんが知らない建築職の世界を覗いてみてください。

新潟県らしい住まいや暮らし方をPR!建築住宅課🏡

 みなさん、はじめまして!採用12年目になりましたSです。
 新採用の南魚沼地域振興局の建築課に始まり、営繕課、教育庁財務課と異動し現在の建築住宅課で4場所目になります。同じ建築分野ではありますが異動のたびに業務内容がガラッと変わり、毎回新鮮な気持ちでチャレンジしています。一から学び直すことも多く苦労もありますが、異動のたびに新たな発見があり建築に対する様々な業務を経験できることは県庁の建築職ならではの魅力だと思います。

 さて、建築住宅課の業務ですが一言で言うと建築行政!・・・って、分かります?多くの方が具体的な業務がイメージできないと思います。
 例を挙げると、克雪化の推進(雪に強い住宅!)、耐震化の推進(地震に強い建物!)、省エネ住宅の推進(環境にやさしい快適な住宅!)や空き家対策(空き家を放置させない!)などがあります。安心・安全な建物はあなたや大切な人の命を守り、快適な住まいは暮らしを豊かにしてくれます。
 パンフレットなどを作成し各事業を推進していますが、構成にはいつも苦労します。伝えたいことはたくさんあるけれど、書き込み過ぎずに見やすく分かりやすいレイアウトを心がけ、多くの方に意見を聞きながら作成しています。

住宅施策のパンフレットと構成を検討中

 建築を職業にする人は「ものづくり」に魅力ややりがいを感じる方が多いのではないのでしょうか?建築住宅課においては直接ものづくりに携わることは少ないかもしれませんが、新潟県らしい住まいや暮らし方を考え普及方法の計画・立案やイベントにおけるPRなど、行政ならではの「まちづくり」として建築へ携わることができます。私の仕事がより良い暮らしの実現に役立つことがやりがいとなっています。

おまけ

 おまけで私のプライベートを少しご紹介。
 新潟県庁では様々な部活動やクラブ活動が行われており、所属や地域単位から全庁単位など規模も様々です。そんな中、私はサッカー部で活動しています。

今年の県リーグ最終節(@アルビレッジ)

 土曜の練習を基本に県リーグ、自治体リーグや自治体北信越大会への参加など、一年を通して活動しています。運動不足の解消から忘れていた情熱を思い出すような県リーグ、新採用のセンタリングに課長補佐が飛び込む自治体リーグなど様々な楽しみ方ができ、通常の業務では接点がない職員同士で笑いあって活動しています。ぜひサッカーを一緒に楽しみましょう!

使いやすい県立施設へ!営繕課🏫

 営繕課採用1年目のIです。
 入庁するまで建築職については、県の建物に関わる仕事とか、建築の法律に関わる仕事をするんだよね…?ということはなんとなく知っていましたが、実際の仕事のイメージはなかなか沸きませんでした…。
今ブログを読んでいる方の中にもそんな方がいるんじゃないかな~と思います。
 今回はそんな方に向けて、営繕課の仕事についてできるだけわかりやすく紹介できればと思います!

 そもそも「営繕」という言葉自体、初めて目にした方も多いのではないでしょうか。「営繕」とは建築物の新築、増築、改築、修繕、模様替えなどの工事のことを言います。
 新潟県の営繕課では、県の建物を管理している他の課の依頼を受けて、県の建物の工事に関する業務を担当している課です。その中でも私は、監督員として工事の監理という仕事を行っています。

現場を紹介!

まずは営繕課で担当している建物を紹介します!

 上の写真は、新潟よつば学園です。県内の盲学校と聾学校を統合して、目や耳の不自由な方が学べる学校になっています。今年4月に竣工したばかり!
 県外からも視察に来る人がいるほど、今注目されている建物です。

 次の写真は知っている方も多いのでは?ビックスワンスタジアムです。
屋根やそれを支える鉄骨を改修しています。
 写真に写っている青いものは工事のための仮設足場です。空中に浮いているような足場はとっても珍しい手法だそうです!

 ちなみに、私が担当している現場はこんな感じ。
とある高校の改修工事です。写真は改修前と改修後の同じ教室です。

 床を張り替えたり、壁を塗り替えたり、掲示板やドアなんかも塗りなおしてきれいになりました。特に床は照明が反射するくらいピカピカになりました!
 私が入庁してから初めて担当した現場で、改修してきれいになったときはとても嬉しかったです。高校生たちも喜んでくれているといいなぁ。
 営繕課では、今ブログを読んでいるあなたの学校も改修する機会があるかもしれません!

 こういった現場を任された営繕課の職員が実際にはどんな仕事をしているか気になりますよね?
 入庁してまだ半年と少しですが、私は営繕課の仕事を、建物を使う人、管理する人、工事を行う人を専門的な観点からつなげる仕事であるという印象を持っています。建物を使う人からの要望を聞いて工事をする業者さんにお願いしたり、業者さんからの提案を施設の管理者に意見を聞きながら検討したりなどなど…。建築職としての知識や経験を生かして、様々な人と関わりながら仕事をしているという印象です。
 私は、建物が新しくきれいになることで使う人が喜んでくれたらいいな、と日々思いながら仕事をしています。

ただいま絶賛工事中!

 また、営繕課では担当現場を見に行って仕事をする機会がたくさんあります。現場に行った際は、それぞれの現場で工事が設計図面のとおり正しく行われているか、工期に間に合うように工事が進んでいるか、安全に工事が進んでいるかなどを確認しています。

 こんな仕事をしている営繕課ですが、課内の皆さんはとっても優しく、一年目の私にたくさんのことを教えてくださいます。
日々上司や先輩によく言われるのが、「現場を見た方がいい」という言葉。
デスク上で図面や書類を見るだけでなく、工事をしている現場に行って実物を見て勉強した方がよいということです。確かに、図面だけを見ても建物の立体的な特徴をつかめなかったり、専門用語について調べてみてもイメージが沸かなかったりすることが多々あります。
 そんなわけで、今年の春に入庁したばかりですが、自分の担当現場はもちろん先輩方の担当している現場にもたくさん連れて行ってもらっています。新潟市、長岡市、三条市、十日町市など県内のいろんな場所に行きました。
現場に行った際も、先輩、そして工事をしている業者さんにも丁寧に教えていただいています。
 私も先輩方や業者さんに教えていただいた知識や技術、想いを後輩や他の業者さんに伝えられるように、日々学んでいきたいと思います!

 現場を見に行く際には作業着、ヘルメット、安全帯などが必須で、こんな装備で行っています~。

私の楽しみの一つ!

 最後に営繕課の楽しみについてお教えします。
 営繕課では新潟県全域の建物の工事を担当しているので、県内各地の現場に行きます。県内は広いので、お昼をまたぐことも多く、各地域のおいしいものを食べるのが楽しみです。先輩方はおいしいお店をたくさん知っているので、いろいろなところに連れて行ってくれますよ!

ここのチャーシューがおいしいです!近くまで行ったらぜひ一緒に食べに行きましょう~。

採用担当から一言!

 2人からそれぞれ職場での過ごし方を紹介していただきましたが、いかがでしたでしょうか?
 今回執筆いただいた採用12年目のSさんからは仕事だけではないプライベートを含めた過ごし方を紹介しただきました。Sさんとお会いした際、外見からもサッカーをやっている雰囲気があり、趣味も手を抜いていないんだろうなと勝手に想像していました。
 Iさんからは県職員1年目ならではのフレッシュな感想をブログに書いてもらいました。最後にどどーんとラーメンの写真!気になります笑
一緒に働く機会があれば、食べに行ってみたいですね!
 さてさて、次週のブログでは、「地域振興局での仕事」「美容と建築について」をアップする予定です。ぜひ楽しみにしててください♪

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