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My LIFE TIME VALUE[第三話]森山 郷志 ほどよい新潟での暮らし編

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新潟時間を満喫する後輩にふらっと会いに行ってみた

「お久しぶりです。森山さん、元気そうですね。新潟でお会いできるなんて嬉しいです。」その後輩は、転勤で新潟市内に暮らしている8つ下の大学の後輩で、以前、就職活動のOB訪問で仲良くなった。
3年前から新潟市で暮らしているのはSNSで知っていた。彼は暮らして知った、新潟の良いところをさりげなく、けどたくさん話してくれた。

・長年、地元千葉の農家さんのお米をおいしいと思って食べていたが、新潟のお米には本当に衝撃を受けたということ。
・新潟の地酒にハマり、聞いたことのない色々な地酒を語っていて、自慢げに話してくれたこと。

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「うらやましい。」
東京で仕事しかしてこなかった自分にとっては、彼の新潟での暮らしは本当にうらやましい。新潟市出身だが、社会人として地元で暮らした経験はない。
本当に楽しそうに暮らしている後輩の姿をみて、個人的に負けている感覚になった。中でも、東京で働いていた頃よりも、自分の時間が作れる環境に変わって、色々毎日の楽しみが増えたと話していたことが一番うらやましかった。
彼は、新潟市のほどよい都市感が気に入り、「お一人様時間」を楽しんでいるそうだ。転勤してすぐ車を所有して、新潟駅周辺の駐車場1台付で少し大きめの築浅物件に住んでみたが、首都圏でのワンルームの家賃とそれほど変わらない経験をし、2年目には少し離れた海の近くのアパートに引っ越したそうだ。

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バランスの良い働き方が新潟市でできている
後輩の話は本当にうらやましかった

市内での男一人暮らしは、なかなか充実しているようだ。
彼の会社は週のうち2日出社し、あとの3日はリモート勤務の体制になっていて、とても快適なのだそうだ。東京で働いていた時よりも、移動時間をプライベートの時間に充てることができているのがその大きな理由らしい。
海の近くのアパートに暮らす理由は、海や川沿いにすぐにジョギングに行くことができるからだそうで、とても参考になる。新潟市内に住んで、知り合った居酒屋やカフェの人たちとも仲良くさせてもらっていて、一生新潟で暮らすことも視野に入れているらしい。

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仕事についても聞いてみた。IT業界の中でも新潟は首都圏よりも少し遅れている感覚があるらしく、東京でのキャリアはやはり転職には有利になるとのことだった。HTMLなどが書ける、ホームページが作れる人材は重宝されるということらしい。今までのキャリアが活かせそうだと思えた。
久しぶりに後輩に会った次の日、彼が好きでよく行くというおすすめスポット『角田山』に行ってみた。新潟の海沿い、風も波の音も優しく感じる。
「あぁ、最高だなぁ。この景色。」
自分にはちょうどいい、ジャストフィットする。
この景色を見ていたら、東京でのキャリアを活かして、一社会人としてここで暮らしてみたくなった。

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