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十日町市に新たな価値の創造拠点を シェアアトリエアスト【民間スタートアップ拠点紹介】

スタートアップが生まれ育つエコシステムを新潟に作ろうと、新潟県は県内各地に民間スタートアップ拠点を設置しています。

地域の状況や拠点のコンセプトなどによって活動や運営の形は実に様々。その多様性が、これまた多彩な形のスタートアップムーブメントを支える重要な土台となっています。

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今回はその一つで“アート”を軸に地域のスタートアップの機運を盛り上げる「シェアアトリエアスト(asto)」をご紹介します。

どうぞご覧ください✨

「何かを作り出したい人」のための拠点に

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(リノベーション前のアストのラウンジスペース)

十日町駅から徒歩8分ほどの市街地にある「シェアアトリエアスト」。
コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアアトリエの他、ギャラリーやキッチンも備えた「何かを作り出したい人」のための拠点として2018年にオープンしました。

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(リノベーション後のラウンジ。ワーキングスペースは自然光で明るい)

運営母体は大正5年創業の地元企業、有限会社瀧長商店です。
四代目の事業継承と同時に自社倉庫2階をリノベーション、遊休資産を活用した新規事業としてスタートさせました。

2019年には新潟県のスタートアップ支援拠点として認定されました。

アストという名前の由来とは

アストとという場所の名前は、「Art Scape of Tokamachi」という英単語のそれぞれ先頭のアルファベットから取りました。

「Art Scape of Tokamachi」を直訳すると「十日町にアートの景色を」という意味になります。雪国・十日町の真っ白い景色にアートの彩りを加えたいという私たちの願いが込められています。

種が花開くための「茎」のように

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(リノベーション前のキッチンの様子)

さらにScape:スケープという単語には「景色」の他、「花の茎」という意味も実はあります。

「茎」は花の中では目立たない存在ですが、一粒の種から大地へ伸びた根が養分を運び、花を咲かせ、そしてまた種を生み出すという循環の中に欠かせない存在です。

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(リノベーション後のキッチン。地域のクリエイターらが集う場に)

私たちも十日町においてクリエイターやアーティストなど何かを作り出したいという「種」を持つ人が作品という「花」や「実」を作り出し、次の世代への「種」を残すという自然循環の中での一つの役割を担い、そして地域を未来に向けて発展させていきたいという願いを「アスト」という名称に込めています。

たくさんの価値が次々と創造される場を目指し、私たちは日々アストを運営しているのです。

(シェアアトリエアスト代表・滝沢梢)

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いかがだったでしょうか?
シェアアトリエアストは、会員のほか、ドロップインでの利用も受け付けています。
十日町での出張やワーケーションで立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
人やアートとの新しい出会いや刺激が生まれるかもしれません✨


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