木ニナル林業職 林業職ってどんな人?/どんな仕事?vol.2(令和5年3月17日)
K:皆さんこんにちは!前回に引き続き、KとAでお送りします。
前回のブログでは、森林施設課の話をしましたが、今回は林業振興課について質問していきますよ。
正直に言いますと、林業振興課の仕事って、よく分からないのですが、易しく教えてもらっても良いですか?
A:そうですよね。内容としては名前のまま「林業の振興」です。
「木を伐って、使って、植える」ことを循環型林業と言いますが、伐採した木が住宅建築などで利用され、森林所有者が収入を得ることで再び植栽を行うことができるという様な持続的なサイクルを確立させる取り組みを行っています。
そのために、例えば、木を伐ったり植えたりすることを担っている森林組合などの事業者さんを訪問し、就業者の確保や経営の安定化などの相談に乗ったり、住宅や店舗などで木材が利用されるよう働きかけや支援をしています。
K:なるほど!確かにどれも面白そうな仕事ですね。そんな林業振興課の魅力は何でしょうか?
A:まず1つは仕事の幅が広いところでしょうか。
林業の振興に繋がればどんなことも仕事にできるというと大げさかもしれませんが、例えば、私が糸魚川勤務のときには、糸魚川産杉の需要を高めることを目標に新しい活用方法や製品を考案したり、中国向け販路を開拓するために現地を訪れたりと、目標に向けて自ら企画実行出来る業務もありました。
K:何でもありですね!そういったところは森林施設課との大きな違いに感じます。
A:あとは、未来を担う子ども達に木とふれあう授業などを通して、森林の大切さや木材の良さを伝えられる仕事であることも魅力的ですね。
森林の心地良さだったり、木材のあたたかみを感じてくれた子ども達が地元の森林を守るために何ができるだろうと少しでも意識してくれるようになったら良いなと思います。
K:分かります。私も小さい頃に自然の良さを感じたことが今の仕事を選んだ大きな理由でした。Aさんも小さい頃から家族に連れられてアウトドアを楽しんでいたことがこの仕事をしている大きな要因と話していましたよ。
ではここからは、Aさんの今の職場についてお聞きします。Aさんの職場の雰囲気はどんな感じでしょうか?
A:そうですね。基本的には皆さん淡々とお仕事されているのですけれど、リーダーである課長がとても明るい方で、こまめに一人一人に声をかけてくれるので相談しやすいです。あと何よりも上司の皆さんが優しい方々で、とくに課長代理は包みこまれるような安心感があります。
K:仕事のしやすそうな雰囲気ですね。では、林業職の職員の中で、思い出深いと言いますか、特別印象に残っている人なんていたりしますか?
A:私も採用時の課長代理がとても印象的です。林業振興課の魅力のところでお話した糸魚川産杉の振興に取り組んで、色々なことをされていたのがその人でして、行動力や企画力、そして何よりも周りを巻き込んでいく力を近くで拝見して、とても勉強になりました。当時は新採用だったこともあって特に目をかけてもらっていたなと、今でもありがたく思っています。
K:やはり最初の上司はいつまでも記憶に残りますし、目標になりますよね。
最後に、お互いに3つの職場を経験していますが思い出深い場所について話してみましたよ。
完全にプライベートの話ですが、佐渡ではよく海に行きましたし、同僚とBBQ等も良くやりました。休日は、ちょっとしたリゾート気分で、いつも過ごしていました。
糸魚川市はヒスイで有名な土地で、皆一度は海でヒスイ探しをしましたよね。
Aさんも友人とヒスイ探しをしたそうで、糸魚川市も阿賀町もそれぞれお気に入りの場所ができて、たまに訪れるそうです。各地域の自然や文化に触れられるのも魅力の一つではないでしょうか。
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2回にわたり林業職についてご紹介してきましたがいかがでしたか?それぞれの視点から林業職を知ることができたのではないでしょうか?
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