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夢中を追求し、新たな価値を生み出す 〜Jスタ新潟・経営者インタビュー⑥ 株式会社ソルメディエージ〜

新潟県

今回は「J-Startup NIIGATA(以下、Jスタ新潟)」の選定企業である、株式会社ソルメディエージの特集記事をお届けします。

Jスタ新潟
地域に根ざしたイノベーティブなスタートアップ企業を、新潟県と関東経済産業局等が選定。公的機関と民間企業が連携して集中的に支援することで、選定企業の飛躍的な成長と、新潟のスタートアップエコシステムの強化を目指す取り組み。

▼設立趣旨などについては、下記HPもご覧ください。



ソルメディエージ代表取締役 丸山健太さん

〈プロフィール〉
丸山 健太(まるやま けんた)

1977年三条市生まれ。2003年(25歳)で東京・新潟にてソルメディエージを起業。
日本全国、世界へデジタル・クリエィティブ業界を牽引する、ソルメディエージの代表でありプロデューサー。地方都市新潟において、全国でもいち早くプロジェクションマッピングを黎明期より着手、実施。新潟光の響演、Minatopikaによる東アジア最大の国際コンペティションの誘致・展開をはじめ、全国各地でもプロジェクションマッピング・照明演出・最新テクノロジー連携によるプロデュースも行う。

株式会社ソルメディエージについて

デザイン業務を主軸に、多岐に事業を展開しています。webコンテンツ制作、映像制作、グラフィックデザイン、ブランディング等に加え、最新技術を利用したデジタルサイネージや、プロジェクションマッピング、空間演出のプロデュースも行います。

弊社には、プロデューサー、ディレクターをはじめ、プランナー、デザイナー、プログラマーといった様々なスペシャリストが常駐しており、それぞれの分野の特性をうまく活用することで、お客様に合わせたプランニングを行っています。ハードにも詳しいデザイン会社であるということが強みだと思います。


夢中を追求し、会社を設立

ーーまず初めに、会社立ち上げの経緯について教えて下さい。
もともと大学時代にクラブのVJやDJをしていたんです。そこで、映像を使った演出で空間を一変させることにすごく魅力を感じていました。そんなバックグランドもあって、卒業後は照明を取り扱う会社から声がかかり、クラブやテーマパークなどの照明と映像システムを作る仕事をしていました。

その後「何か面白いことを仕掛けたい」と思い、新潟にもどってきたタイミングで、ウェブ、映像、デザインができる仲間で集まり、個人事業主として25歳の時に事業をスタートし、2003年に創業しました。

「起業しよう、上場企業を作ろう」というよりも、「面白いことをお客さんに提案できる組織を作ろう」という想いで会社を始めています。「やりたいことや夢中になることを追求していたら、会社になっていた」という言い方の方が正しいかもしれません(笑)

ーー働くときに大事にされていることはなんですか?
僕たちの考え方の根底にある「夢中を追求する」というコンセプトです。
必ずやりたいこと、わくわくすることを仕事にしています。そのために心がけているのは、全員が「夢中感覚」をもって進むため、のびのびと働ける空間を作ることですね。お客様と自分たちがともに夢中になり、ともに喜ぶことがベストだと思っています。

様々な仕掛けを生み出す丸山代表のクリエイティブスペース

Jスタートアップに選出された理由を探る

ーーやりたいことを突き詰めて会社をやるって、普通はなかなか難しいことですよね?
そうですね、好きなことをやり続けて新潟で定着した会社ってなかなか無いと思います。それが今回、弊社がJスタ新潟にピックアップされた理由かもしれないですね。

沢山の事業を展開しているので「ソルメディエージさんって、何の会社なの?」と言われることが多いです。それは面白そうなこと、やりたいことを実現しているうちに、サービスが増えていったからなんですよね。 

ーーやりたいことを突き詰めるため、意識していることはありますか?
「最新の動きをしている」ということもあると思います。例えば、12年前にスタートしたプロジェクションマッピングの事業があります。何もないところでも、光の演出を加えることでそこを夜の観光地に変えることができるんです。光だけで街を活性化させられるんですね。

以前、ヨーロッパを訪れた時に、何もないところをライトアップするだけで何十万人もの人が集まったあの光景を今でも覚えています。

同じ場所でも、見せ方を変えることによって価値が変わるんです。事業を始めた当時、地方でのプロジェクションマッピングは珍しいものでした。そんな中でも依頼を受け続けているうちに、日本全国でやるようになり、今では海外からの依頼を受けるまでになりました。

ーー「かっこいい」を創り続けられるのはなぜでしょう?
「これはすごい。」「ほんとにやばいね。」と言ってもらえるような、人が見たことがないものを創るのが好きなんだと思います。映像やwebなどの技術的なツールを使い、コワーキングスペースや公園、観光地など、どんな場所でも「かっこいい」を具現化することができます。そのために必要な技量を僕たちは持っています。

あとは、「こういうことをやってみたい」という要望に対して基本的にNOを言うことがない、という感じですね。お客さんの期待を上回るような結果を出して、「まさかそうきたか」「やばいね」って言ってもらえることが嬉しいです。

オフィスの外観

感動を届ける「かっこいい」を創る

ーーかっこいいを創るために意識していることはありますか?
日頃から足を運んで本物に触れることを大事にしています。ショービジネスの本場ラスベガスをはじめ、ヨーロッパ、アジアと世界各国を見てきました。

これは、東京の前職の社長から、「エンターテインメントの仕事、ショービジネスを創る側がラスベガスも見てないでどうするんだ」と言われたことがあって、「本場の本物」を見ることを大切にしているからなんです。

ーー経験しないと分からないことって沢山ありますよね。
そうですね。実際にプレゼンを見て、「こういう仕組みを作ると、魅力的に見えるのか」ということだったり、「こうすると感動させられるな」と感じることで自分の感性がアップデートされます。

人って経験上でしか価値が分からないと個人的には思っていて、仕事でも、プライベートでもとにかくなんでもやってみようと意識しています。

ーー最高のクオリティを保つためにどんなことをされていますか?
設備投資をしっかりしていることだと思います。やっぱり道具って大切で、一流の道具を扱うことでプロフェッショナルの意識も生まれるんです。

あとは意識として大事にしているのは、単に委託された業者としてではなく、「一緒にわくわくしながら提案をする仲間」というスタンスで仕事をすることですね。やっぱり、ともに夢中になることが結果にも繋がっていると思います。

会社の理念を軸とした新潟初のオフィスアートを導入した共有エリア

今後の展望について

ーー今後はどんな展開をお考えですか?
コロナ禍であったこともあり、仮想空間やVRといった技術がますます伸びていく時代です。これからの成長基盤となってくるのは、映像分野だと思っていて、現在取り組んでいるバーチャルスタジオの領域へさらに力を入れていく予定です。

あとは、映像を取り扱う会社として、バーチャルでもあたかもその場所にいるような、エンターテイメント性を持たせていきたいと思っています。最近では、他の会社と連携してバーチャル空間に展示室を作るという取り組みをしています。常に新しいものを取り入れながら融合していきたいんです。

ーーこれから新潟でどんな挑戦をされていくんでしょうか?
人が触れ合ったり、感動するコンテンツは絶対なくならない
と思うんです。だから人の心を動かせるものをずっと作り続けていきたいと思っています。プロジェクションマッピングは、その大きな一つの例ですね。

ーー演出をすることによって付加価値が生まれるんですね。
そうなんです。新潟って何もない、見るものがないと感じる方もいるかもしれませんが、街に映像や光をおとしていくことで、確実に豊かに、明るくなると思います。毎日見ている新潟の街が演出だけで見え方が大きく変わる。

僕たちのプロジェクションマッピングを通して、自分の住んでいる街をもっと誇りを持てるような街にできたらこれ以上嬉しいことはないですね。これは企業使命でもありますね。これからも、持っている技術と感覚、機材を使って新潟に貢献していきたいと思います。


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