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新潟※(コメジルシ)プロジェクト

新潟県民が地元・新潟の魅力を発見・発信する「新潟※(コメジルシ)プロジェクト」では、SNSやブログを使って誰もが気軽に情報発信できる時代にあって、何をどのような切り口で取り上げればよいのか、どのように伝えればよいのか、と情報発信の仕方に悩んでしまう人に向けて、新潟で注目すべき10人に地元を盛り上げる「発信力」を教えてもらう全5回のオンラインセミナーを開始中です。
新潟県民も、そうでない方も、ぜひこれを機会に「新潟の魅力」と「発信」について、一緒に考えてみませんか?

第1回(9月10日開催)
「まちの編集とは」価値を見つけて、編集し発信する
講師 及川卓也氏(マガジンハウス「コロカル」創刊編集長)
   水澤陽介氏(SANJO PUBLISHIUNGU)
第2回(10月1日開催)
「ローカルファンを作る」地元を一緒に盛り上げるファンの作り方

講師 近藤翔太氏(新潟ローカルウェブマガジン「Things」編集長
   大島史也・梢絵夫妻(カレーとごまどうふの店「石本商店」)
第3回(10月8日開催)
「旅をデザインする」旅をデザインする、新しい宿の在り方

講師 高橋典子氏(ゲストハウス「よはくや」)
   屋村祥太(長者温泉ゆとり館)
第4回(11月6日)
「食とローカル」食が届けるローカルの魅力

講師 小倉壮平(元「いわむろや」館長)
   菅原香子(「HOZON/佐渡保存」主宰)
第5回(11月26日)
「新たな場所づくり」市民が集うリアルな場づくり

講師 迫一成(「合同会社アレコレ」代表)
   金澤李花子(「踊り場」主宰)

「第1回「まちの編集とは」価値を見つけて、編集し発信する」では、まちにおける編集の役割から住民が発信する情報の希少性、誰もができる編集のあり方まで熱のこもったトークが繰り広げられました。以下、少しだけご紹介します。

及川卓也氏
コロカルの仮説は「ローカルにこそ、可能性がある」ということ。例えば、都市部ではさまざまな専門家が分業を行なって大きなものをつくり上げることが多いのですが、地方はひとりひとりが自分の能力を生かしながら、自分たちの手で未来をつくっている人たちが多い。ほかにも、都会で短期的に効率化を求めるか、地方で新しい豊かさを求めるか、競合が多い都市部と違って地方はスタートアップしやすいのではないかなど、ローカルにこそ可能性が広がっているのではないかと仮定して、さまざまな情報を発信しています。

編集とは、モノやコト、ヒトと出合ったときに惹かれる理由を探り、言語化すること。つまり、「ここにしかない価値」を見つけて、取材して発信することを指します。当たり前にあるモノの良さに気づかずに見逃している人が多いなかで、編集という手法が入ることによって整理されたり、価値として見出される。これこそが編集の効果だと思っています。
水澤陽介氏
三条市はすごく質の高いものをつくる地域ではあるのですが、横のつながりがまだ薄い部分があります。ほかの人がどんな商品をつくっているのかを知らない人が多く、まだまだ誰が何をやっているかが可視化されていない。だからこそ、私たちは本屋というかたちでまちを紹介しながらも、地元の企業やまちのプレイヤーを紹介できるまちの紹介所をつくろうと思っている最中です。
                                     私たちがやっていることは居場所づくりでもあるので、発信も身近にいる人にこんなお店だよと伝わるように心がけています。なので、SNSだけでなく、回覧板に載せてもらうなど、近くに住む人にも伝わりやすい手段で発信するようにしています。

このほかにも「まちの編集」をする時に「どんなことに気をつければいいのか?」「地域の魅力をどうやって探せばいいのか?」など、詳細はこちらからご覧いただけます。


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