燕三条でやりたいことが何となく見えてきた
私にたくさんの刺激をくれた女性との出会い

「農業Crew」の皆さんの紹介もあり、以前見たオンラインセミナーに出演していた福田さんに会いに行くことになりました。
福田さんは、普段は地域の皆さんと一緒に、ブランディングや製造コーディネートを行っている、とても前向きで、言葉の中に一本芯が通っている印象の女性でした。

福田さんが働く株式会社ＭＧＮＥＴは、ソーシャルデザインを仕事にしている会社で、たくさんの仕事の事例を話してくれました。

・インターンシップ拠点施設「三条未来づくり舎　日吉舎」を通じて、学生と地域をつなぐ仕事をしていること
・地元企業の方々から相談を受けて、新規事業立ち上げの支援をしていること
・地域や企業の課題と向き合いながら、自分たちだから見いだせる「最適解」を常に模索していること

大切なのは人との出会い
自分に素直に生きる選択肢を見つけたい

株式会社ＭＧＮＥＴが運営している「ＦＡＣＴＯＲＹ　ＦＲＯＮＴ」というショップで、これまでの福田さんの活動のお話を聞くことができました。

「学生時代に東京で知り合った代表の武田との出会いが大きな転機となりました。『燕三条　工場（こうば）の祭典』など、まちづくりを盛り上げる活動をする会社があることに驚き、就職移住を決めました。」

福田さんに会うまでは、「燕三条に移住したら私には何ができるのだろう。」とずっと考えていた私は、農業かもしれないし、野菜を育てて飲食店もできるかもしれないと思っていました。でも、農業もできるし、ものづくりもできることが、この街の最大の魅力であることを、改めて教えてもらいました。

私にとって、福田さんのお話も衝撃的で、同年代で街や人の気持ちのことを第一に考えて楽しそうに仕事をしている人との出会いはとても新鮮でした。
この出会いを機に、私は街を盛り上げるような活動を仕事にしてみたいとも思うようになりました。

ちょっとした旅をきっかけに燕三条という素敵なエリアとのご縁が広がり、同世代の人たちや移住した先輩たちとたくさん知り合えたことは、私にとって貴重な経験となりました。