
令和4年度NVAピッチイベント予選を開催しました
NVAピッチとは
新潟県に縁のある若手経営者らが連携し、次世代の高成長なベンチャーや第二創業者を輩出しようと活動する新潟ベンチャー協会(NVA)は2022年7月22日(金)に、第3回目となるNVAピッチの予選大会を開催しました。
イベントでは、参加された起業家や企業の方からビジネスプランの優秀者を決定。今回はどんな参加者がピッチに登壇したのでしょうか?
当日のスケジュール
2022年7月22日(金)
15:55 配信開始・事務局説明
16:00
「NVAピッチ予選」参加者8社によるプレゼン発表
17:20
「エンジェル事業化サポートプロジェクト審査会」・「NEXT J-Startup NIIGATA選抜プロジェクト」参加者による事業プレゼン
18:10 NVAピッチ受賞者及び結果発表
18:30 終了
決勝進出を目指す8社が登壇
第3回NVAピッチには8社がエントリー!
各登壇者10分の持ち時間で自慢のビジネスプランを発表します。
予選通過者は5名のみ!皆さん緊張しながらも、気合を入れて登壇します。
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エントリーNo.1 弦巻 大輔さん
事業テーマ:キューブデザイン『Ripplez(リップルズ)』… 不動産のポテンシャルを最大限に引き上げるサービスについて

有効活用の余地がある不動産に「メディア」という付加価値をつけることで、再活用させるというビジネスモデルを発表。審査員からは「価値のある掘り出し物件と上手くマネタイズできるユーザーとのマッチングの仕組みづくりが必要だと思う」という意見が挙がりました。
エントリーNo.2 柴田 啓祐さん
事業テーマ:株式会社HANATABA『tender(テンダー)』 … Zoom自動進行 / ロボット司会者をZoomに派遣するサービスについて

福岡から参加された柴田さんは過去の経験から、オンラインコミュニケーションにおける仲介役(司会者)の必要性を発表。審査員からのリクエストで実際にロボット司会者の存在するZoomミーティングの様子を流す時間も設けられました。
エントリーNo.3 高橋 裕香さん
事業テーマ:『Bella Cotone(ベッラ・コトーネ)(仮)』… 肌が弱い大人の女性のためのハイクラスコットンランジェリーブランドについて

自身の実体験に基づく商品開発について発表。審査員からは競合企業との差異化をどうつけるのかという質問や、クラウドファンディングを行ってみてはどうかなどの提案が出されました。
エントリーNo.4 古津 瑛陸さん
事業テーマ:株式会社LacuS『WellBe(ウェルビー)』… パーソナライズD2C介護食ブランドについて

様々な理由から要介護者の4割が低栄養状態に陥っているという問題に対し、ソフト面からは食を最適化する診断スキーム、ハード面からは診断から抽出した課題を解決できるパーソナライズ介護食の開発を発表。審査員からは実際に使用者が入力操作を適切にできるのかという質問や、価格をもう少し上げてもいいのではないかという提案が出されました。
エントリーNo.5 井口 陸弥さん
事業テーマ:株式会社魚沼スッポン …飼料に酒粕を配合したスッポンの養殖事業について

スッポン養殖に欠かせない安定した温水の供給のために、灯油ボイラーに代わって温泉熱を利用していることや、廃棄される酒粕を餌にしていることを発表。審査員からはスッポンのコストがどの程度まで下がるのか、そもそもスッポン市場への新規参入は難しいのかなどの質問が挙がりました。
エントリーNo.6 大塩 優多さん
事業テーマ:『MoM 全自動口腔クリーナー』… 【介護施設専用】介護高齢者向け口腔ケアプロダクト研究開発・サービス化について

新潟大学歯学部に在籍する大塩さんは誤嚥性肺炎予防を目的とした口腔ケアサービスのビジネスモデルを発表。審査員からはプロダクトの価格、介護用以外の使い方はあるのかなどの質問が挙がりました。
エントリーNo.7 新山 大地さん
事業テーマ:『Sakeai』…新たなお酒に出会える日本酒記録購入サービスについて

約23,000銘柄の日本酒のデータベースを所有し、沢山の銘柄の中から最適な日本酒を選べない人に対して過去の飲酒・購入記録からAIが自動でリコメンドを紹介するサービス「サケアイ」について発表。審査員からは海外への展開を考えているのか、離脱ユーザーがどの程度いるのかとその理由などの質問がありました。
エントリーNo.8 坂井 俊さん
事業テーマ:株式会社DERTA…地方で自分らしい働き方を叶えるキャリアスクールについて

地方において自分らしい働き方を実現できるキャリアスクールの可能性を発表。審査員からはオンラインも利用しながら、オフラインのコーチングやマネージメントに特化するのもいいのではないかなどの意見が挙がりました。
ピッチ予選通過者5名の発表!
審査員による厳選の結果…

ロボット司会者をZoomに派遣するサービス『tender(テンダー)』について発表された柴田 啓祐さん、パーソナライズD2C介護食ブランド『WellBe(ウェルビー)』について発表された古津 瑛陸さん、飼料に酒粕を配合したスッポンの養殖事業について発表された井口 陸弥さん、介護高齢者向け口腔ケアプロダクト研究開発・サービス化について発表された大塩 優多さん、新たなお酒に出会える日本酒記録購入サービス『Sakeai』について発表された新山 大地さん
以上5名が2022年度NVAピッチイベント予選通過者に選ばれました!
審査員の渋谷 修太さん(NVA代表理事 フラー株式会社代表取締役会長)よりコメント
「3回目の大会となりましたが過去3回の中で最もレベルが高く、予選通過者を決める話し合いも非常に白熱しました。本来の枠に追加で、予選通過者を増やすような措置もとる程に優秀な方が多かったです。それぞれのピッチも優劣の差がほぼ無いような拮抗具合でしたし、どなたが決勝に進まれてもおかしくはありませんでした。
今回惜しくも予選を通過できなかった参加者さんも、前例として二度目のリベンジで優勝している方もいますし、ぜひまた来年挑戦していただけたらと思います。そして通過者のみなさんには11月30日に開催の本選までNVAがサポートしますので、引き続き気合を入れてピッチをブラッシュアップしていきましょう。」
5名のみなさまには11月30日に開催のNVAピッチ本選に向けて、さらにビジネスプランをブラッシュアップし、優勝を目指していただきたいですね。ピッチ本選の模様は、今回と同様にPeatixを通じて配信する予定です。ぜひフォローして、本選の様子をご覧ください。
また、予選に続き11月の本選でも『にいがた創業支援プラットフォーム』のTwitterで実況中継を実施予定! 新潟での起業・創業に役立つ情報を紹介しています。
本日16時から開催予定の新潟ベンチャー協会によるNVAピッチ予選を実況中継!📸
— にいがた創業支援プラットフォーム (@Niigata_Startup) July 22, 2022
まもなく始まります!👀#にいがた創業支援プラットフォーム#新潟ベンチャー協会#NVA pic.twitter.com/KEjEd6z1lF