県庁で「機械職」ってどんなことしてるの?(令和5年2月10日)
皆さんはじめまして!
新潟県庁に採用となり、はや四半世紀が過ぎましたSと申します。
機械系学科を専攻された方々は、自動車メーカーなどの機械系製造業へ就職を希望される方が多いと思いますが、意外にも県庁に機械職の職場があります!
県庁で機械職が何をするのかイメージできないと思いますので、私の現在の仕事を通じて機械職の業務内容などを紹介します。
私の今の仕事(県央基幹病院の建設)
現在、私は土木部都市局営繕課に配属されており、三条市に建設中の県央基幹病院建設現場事務所に勤務しています。(営繕課については、こちらを参考にしてください。https://niigata-pref.note.jp/n/ne2607c39486e)
ここでは、県央基幹病院の建設に関する計画や工事発注、工事監理、予算管理などを行っており、私は機械職として建築物の給排水などの衛生設備工事や冷暖房等の空気調和設備工事を担当しています。(この2工事が機械設備工事です。それ以外に、建築工事、電気設備工事があり、それぞれ建築職、電気職が担当しています。)
現場の施工は工事受注者が行いますので、日々、設計図面どおりに現場が適切に施工されているかどうかや計画どおり工事が進捗しているかなどをチェックしています。
その他、病院は医療ガス設備や医療機器など専門性の高い設備類が多いため、施設を実際に使用する医療関係者などの意見を踏まえ、現場に反映するよう工事受注者との調整などをしています。
「地域の皆さんが安全・安心で快適に利用することができる病院」づくりを目指し、毎日の業務に取り組んでいます!
ちなみに私は、「三条生まれ、三条育ち」です。県央地域の中核となる県央基幹病院の建設に携わることができ、少しでも地元に貢献できるところは、県職員ならではの魅力だと思います。
機械職の配属状況など
県庁には、機械関係職員が約30名おり、土木部、総務部、防災局、地域振興局など7部局13所属に配属されています。(所属によって仕事の内容は様々ですので、「機械職に関する過去のブログ」を参考にしてください。)
県庁の中では非常に少ない職種ですが、その分、アットホームな雰囲気で、仕事の相談に限らず、私的な悩みにも皆さんとても親切・丁寧に対応してくれます。(新型コロナウイルスの流行で中止していますが、年に1回機械関係職員で大忘年会を開催しています!)
私もこれまで、さまざまな所属を経験しましたが、その中でも、HARD OFF ECOスタジアム新潟の建設(都市整備課)は、私が小学生のころから野球をしてきたこともあり、大変印象に残っています。
特に、竣工後のこけら落としとしてプロ野球が県内で13年ぶりに開催され、スタンドで満員のお客さんが楽しんでいる姿を見たときは、初めての大規模工事で苦労したこともあり、それまで仕事で感じたことのない充実感や達成感がありました。(「感無量」ってたぶんこういうことだと思います。)
仕事の他にも
県庁には様々なサークルがあります。先ほども少し触れましたが、小学校から大学まで野球をしていたこともあり、県庁野球部に所属しています。
年齢的に、もはや戦力外ですので、エクササイズの一環として50歳近くになっても若い部員達と一緒に楽しく汗を流しています。
毎週土曜日に練習しており、軟式野球連盟の国体や高松宮杯予選など年間5つ程度の大会に参加しています。野球経験がある方もない方も野球をやってみたい方はぜひ入部をお願いします!
最後に
機械系製造業に限らず、県庁にも機械職の職場があります!我々機械職の仲間になっていただける方を心からお待ちしています!!
機械職に関する過去のブログはこちらから
👉幅広いフィールドで活躍する「機械職」を紹介 その1
👉幅広いフィールドで活躍する「機械職」を紹介 その2