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👷総合土木職(土木系)若手職員の担当現場が「土砂災害から地域を守る!」(令和5年7月21日)

こんにちは!!👷総合土木職のリクルートを担当している土木部監理課のSです。
今回は長岡地域振興局地域整備部で砂防事業を担当している、総合土木職の採用6年目のOさんと、🔰新採用のYさんの二人の女性職員にフィーチャーしたいと思います。
総合土木職の職員は、県が発注した工事を監督する監督員の立場でもあります。この日は、Oさんの担当する工事現場の施工状況を確認するための立ち会いがあるとのことで同行しました。Oさんは新採用Yさんのサポート役でもあり、先輩として後輩への指導の様子などもお伝えできればと思います。

まずは、建設中の「砂防堰堤(さぼうえんてい)」の工事現場🚧です。砂防堰堤の役割はいくつかありますが、中でも重要なものは、土石流から下流の地域を守る役割です。この日は、朝からコンクリートの打設が予定されており、Oさんと工事の受注者との間で、まずは本日の打設計画を確認します。設計図書や仕様書のとおりに計画・施工されているかを確認することも監督員の重要な仕事のひとつです。県職員は土木構造物を直接建設するわけではありませんが、受注者への指導や監督を行うことで、品質の高い土木構造物の建設に携わることができます。

【Yさん(右)へチェックリストの説明をするOさん(左)】

打設時に確認すべき項目をまとめたチェックリスト📝を用い、Oさんはチェックの際の視点を後輩のYさんに説明しながら、受注者の施工状況を厳しくチェックしていました。Yさんもチェックリストの内容を確認しながら、同じ様にチェックしていました。

【コンクリート打設の施工状況を厳しくチェック!】

事故なく無事に工事を完成させるためには、安全対策の確認が重要です。工事現場の掲示物を確認し、安全に配慮していることを確認しました。この日は気温も高く、作業員の熱中症防止の注意喚起を行いました。

【掲示物の確認すべきポイントを確認】

砂防堰堤の完成まであと少しです。担当する土木構造物が完成した時の感動は、監督員としての醍醐味です!!

【完成まであと少し!!】

次は、地すべりを抑制する「水抜きボーリング」の工事現場🚧です。地すべりとは、地下水等により土地の一部がすべったり移動したりする現象です。地下水を抜く孔を掘ることで、地すべりの大きな原因となる地下水位の上昇を抑えることができます。先ほどの砂防堰堤と比べると目立たず地味な印象かもしれませんが、とても重要な役割を果たす施設です。この日は、地下の見えない部分について、設計どおりの長さに掘れているかを100メートルもある巻尺📏を入れて確認します。

【見えない部分を巻尺で確認】

適切に工事監理するためには、受注者との双方向のコミュニケーションが重要であり、監督員は受注者に対して一方的に指示するのではありません。Oさんと受注者との間の技術的なやりとりを見ていて、Yさんも積極的に先輩に質問したり、受注者に確認したりしていました。こうしたコミュニケーションの積み重ねが、監督員としての技術力の向上につながります。

・・・・・ちょっと休憩・・・・・
立ち会い後に、12時になったので、現場近くのお店でお昼休憩を取りました。

さて、おいしいランチ🍚を堪能し、職場に戻ってきました。今日の立ち会いの内容について、上司へ報告します。その後に、YさんはOさんと現場で確認したことを再確認し、次の立ち会いに備えます。まだ採用から4か月ほどですが、先輩からのアドバイスにより、少しずつレベルアップ🆙しています!!

【現場の進捗状況を上司へ報告】
【再確認や先輩からのアドバイスでレベルアップ!!】

いかがでしたでしょうか。土木というと道路や河川などを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、今回は土砂災害を防止するための「砂防事業」の現場を取り上げてみました。
「安全に安心して暮らせる、暮らしやすい新潟」の実現のため、👷総合土木職として新潟県土木部で働いてみませんか!!


いかがでしたか?本日は総合土木(土木系)のブログでした。
ブログの中でも紹介されていましたが、新採用職員に「サポート役」の先輩職員がつき、普段の業務内容や仕事の進め方など相談ができるような制度があります!Yさんのように、先輩職員の働く姿を見ながら働けるのは安心ですよね。社会人として働き始めるのに不安がある方も多いと思いますが、安心して働き始められる環境が県庁には整っています!

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