見出し画像

🐟🐠🐡🐙🦀事務に研究、ブランド推進や料理教室🍳✨いろいろできるよ水産課🐟🐠🐡🦑🦐【水産職の仕事】

大好評、専門職ブログ。今回は水産職
新潟ってやっぱ魚うまいですよね…..
僕らが美味しくいただくその裏に、彼らの活躍が光ってます。

「水産職」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?



みなさんこんにちは。私は農林水産部水産課団体・企画係で勤務しております。
私は採用から2年目でまだまだ分からないことだらけの身ですが、水産課では様々な仕事が出来ることに魅力や楽しさを感じています。
私は民間経験者で採用され、ここで働く前はスーパーの魚屋で働いておりました。魚屋としての経験は、消費者目線の提案だけでなく、料理教室やスーパーとの連携の仕事でダイレクトに活かせています。
今回は水産課の仕事の魅力についてお伝えできたらと思います。

水産課のみんなで

■水産課にはこんな仕事があります

資源対策係(県庁)
魚を増やすための漁場の整備や資源管理などを行う係です。藻場の整備やクロマグロの漁獲管理の仕事などがあります。

調整係(県庁)
海面漁業や船の許可に関する係です。「漁業権」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、漁業を行うルールである漁業権についてこの係で管理しています。実際に船を見て行う検査もあり、外出も多いです。事務職の人も例年2名ほど配属されています。

内水面係(県庁)
川や淡水魚に関する仕事を担当している係です。川の漁業の許可に関する仕事や、新潟で生産が盛んな錦鯉の振興に関する仕事などがあります。

研究所(新潟市、長岡市など)
資源調査、増養殖技術開発、水産加工、魚病対策、生態調査など様々な研究を行っています。

佐渡水産庁舎(佐渡市)
漁業が盛んな佐渡島の水産の仕事をここが担っています。単身赴任の職員の中には毎週末に本土に帰って家族と過ごすという方もいます。

◎私の団体・企画係では一部ですがこんな仕事があります。

浜回り

→新潟は縦に広い海岸線があるので、多くの漁港があります。そこの漁師さんや漁協の方などを訪ねて話を聞いて回る仕事です。漁師さんの困りごとに解決策を提案したり、何気ない雑談から新たな事業のきっかけになるなど、現場の生の声を聞く重要な仕事です。

新潟漁協新潟支所で聞取り

新規漁業就業者を支援する仕事(担い手対策)

全国的に年々漁業者数は減少しており、新潟県では特に漁業者の高齢化への対策が喫緊の課題です。こうした状況の中、新しく漁業に携わりたい人の支援することは非常に大切です。仕事内容としては漁師の仕事内容を伝える講習会や体験乗船の企画立案、新規就業者向けの補助金の案内を行っています。

体験乗船に協力いただいた漁師さんと研修生

魚食推進やブランド推進などに関する仕事

魚の生産者側(川上)の取組も大切ですが、消費者側(川下)の取組も同じくらい大切です。新潟の美味しい魚の魅力を広め、需要を喚起することで、生産者側の所得向上を最終的な目標としています。その仕事の一部を紹介します。

一般や小中学生向けの魚の食育教室や料理教室を開催しています。

小学生を対象にした料理教室。アジをさばいて、食べ方講座も行いました。

新潟県のズワイガニを全国の皆様に知っていただくため、平成29年に新潟越後広域水産業再生委員会でズワイガニのブランド「越後本ズワイ」を立ち上げました。そのPRをあの「さかなクン」にお願いしました。
※実はさかなクンは新潟おさかな大使を務めています!
詳細はこちらよりご覧ください。
https://www.pref.niigata.lg.jp/site/suisan/echigohonzuwaisakanakun.html

令和4年3月に新潟県農林水産物のブランド化推進に関する条例が制定され、水産物では「ノドグロ」と「南蛮えび」がブランド品目として選定されました。この2つのブランド化に向けた取り組みを進めています。

昨年度は「スーパーマーケットでの鮮魚販売と学校給食を連動させて需要を喚起する」という事業があり、スーパー・学校との調整や、販促物の作成の仕事がありました。

広告会社と一緒に作ったスーパーマーケット用販促物
事業概要

事務仕事

水産専門職でも事務仕事は多めです。
私の場合、市町村等から届く補助金の書類をまとめたり、議会の時期には議会資料を取りまとめたりと多岐にわたります。外部の会議に出席する他、会議を主催することも多いです。
事務内容は企画を新しく考えるなどの創造的な仕事と、定例的な資料や書類の更新などの模倣的な仕事と半々です。

水産課は県庁9階。海も見えます🌊

■自問自答のQ&A

Q 水産課でよかったことは何ですか?
A 基本的には水産職という狭い範囲で異動があるので、みんなと仲良くなりやすいと思います。また、珍しい趣味を持っている人なども多く、話して楽しい人が多いです。昨年は憧れのさかなクンに会えたことが一番嬉しかったです。

Q 残業は多いですか?
A 残業は係や時期にもよっても異なります。私の場合、1ヶ月あたり少ないときは5時間未満、多いときでも20時間前後とそれほど多くはないと思います。

Q 休みは取れますか?
A 会議などの予定がない限りは自分のペースで仕事が進められるので、仕事の進捗が順調なら平日に年休を取ることも出来ます。子育て世代の方も多いので、1時間年休で少し早く帰るというケースも多いです。イベント等で休日出勤となった場合でも代休が取れます。

Q 女性職員はいますか?
A 少なくはないと思います。女性の水産専門職の方も一定数います。県庁の水産課フロアでは約3割が女性です。

■休日の過ごし方

土日祝と休みなので休みの計画は立てやすいです。
休日はよく釣りに行ったり、魚屋で魚を買って料理しています。

自分で釣ったさば尽くし
管理釣り場でニジマス釣り

■最後に

水産課は様々な仕事を経験できます。そして様々な仕事があるということは多く人と関わりながら仕事を進めるということであり、それが大変でもあり楽しいです。
新潟は美味しい魚がいっぱいです。ぜひ私たちと一緒に新潟県の水産を盛り上げる仕事をしてみませんか。


なんとなくイメージが付きそうで付かなかった県の水産職。いかがでしたか?
思っていたよりも仕事の幅が広い!!!そう思いました。
そして、写真を見ただけでも活き活きと楽しそうに仕事をしている様子が垣間見れ、なんだかうれしくなりました。

今夜はうちもサバにします🐟🐟🐟🐟🐟🍺

ほかの記事はこちら


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

新潟県の起業・創業に関する情報をリアルタイムにお届けします。