あなたのふるさと探し~潮風とおもてなしの里編~
皆さん、こんにちは!楽しい夏を過ごしていますか?猛暑🥵が続いていますね。毎日、梅干を食べて暑さを乗り切ろうとしているグリーン・ツーリズムセンターの担当Iです。
ゼンマイもそうですが、干してる風景が季節の移り変わりを感じさせますね。外で働く方など、塩分、水分を取って熱中症にお気をつけください。
さて、今回ご紹介するのはつらい猛暑も楽しさで乗り切ろう!潮風とおもてなしの里、今が旬の粟島をご紹介します。
しおかぜ留学
粟島に着くとちょっとびっくりするのが、小中学生が多いことです。港につくとちょうど帰ってくる同級生を出迎えにきたのか、港には多くの子どもたちが集まっていました。粟島には『しおかぜ留学』という制度があり、全国各地から子どもたちが留学しています。
馬のお世話や乗馬の練習の他、民宿のお手伝いなどもしているそうです。親元を離れ、全国から集まった友達と集団生活。笑顔で牧場の案内をするなど、とても堂々としている子どもたちの姿に驚かされます。学校にいく前に毎日牧場に行き、馬のご飯のお世話や掃除をして、休日は乗馬の練習をしているそうです。
おもてなし
粟島では、道ゆく人が必ずあいさつしてくれます。自転車であわしま牧場に向かう中学生たちも、いご草を干したりほぐしたりしている方も、食堂のオーナーもみんな笑顔で島を訪れた人たちを迎えてくれます。普段の生活では人とすれ違っても言葉を交わさないことが多い来訪者たちは、戸惑い、照れながらあいさつを返し、帰る頃には自分から声をかけているような気がします。
そんなあったかい島🏝️粟島はこころのふるさとにぴったりかもしれません。
おすすめ体験
海に囲まれた粟島で体験できることは、釣りは言わずもがな。。ということでそれ以外のおススメ体験をご紹介します。
海素材ものづくり体験
あわしま自然体験学校では、海の素材を使ったフォトフレーム、ストラップをつくることができます。
粟島の旗崎という地域では、キレイな貝殻を拾うことができ、そこで拾ったものを使っています。フォトフレームは、フレームの色を選び、貝殻やシーグラスを使って自由にデコレーションして作ります。見本もありますのでデザインに自信がない方も心配はありません!
ストラップは、小さな貝殻を自分で一つ一つ選んでビンに詰めて作ります。貝殻の形や色が様々でとっても迷います!それぞれ1セット1000円です。事前に電話などで予約してください。
穴釣り、堤防釣りやカヤックなど屋外の体験もありますよ。
サイクリング
せっかく粟島に来たのならば、粟島を一周しましょう!粟島の港にある観光案内所でレンタサイクルができますよ。(子ども用の自転車はありません。)
電動アシストのありなしで料金が違いますが、粟島のアップダウンを甘く見てはいけません。素直に電動アシスト付きの自転車をレンタルすることをオススメします。
内浦から出発し島内の展望台を回ったり、釜谷の食堂によって一休みしてもも3時間程度で帰って来れます。
竹林を眺めながら登っていく坂道でアシストのすごさを思い知ったり、下り坂で風を受けながら爆走する爽快感を味わったり。気分はもう中学生です。
風景も電動アシストも最高!
コミュニティバスでの島巡り
小さいお子さんがいるなど自転車は難しい方はコミュニティバスを利用することができます。北回りルートに乗ると展望台に寄ることもできます。『新潟地震で隆起して。。』と立島の話をしてくれるなど、粟島の歴史などを運転手さんが教えてくれます。
釜谷集落で下車し、アイスを食べながら散策していると自転車組が追いついてくる時間。合流して一緒に食堂に寄ることもできますよ。
(かもめ食堂前の港で作成していたミューラルアートは、7月末完成予定)
磯ダコ捕りツアー
朱鷺と暮らす郷編でもご紹介しましたが、例年、粟島では9月下旬から10月上旬の土日に磯ダコ捕りツアーが開催されています。今年の開催はまだ発表待ちですが、昨年は1泊2日2食+タコ捕り体験料+フェリー往復+保険がついたツアー募集がありました。ぜひご参加ください!
昨年は8月20日から募集が開始されていましたので、粟島観光協会のwebサイトをチェックしてみてください。
おすすめスポット
あわしま牧場
海の向こうは、ちょうど笹川流れのあたりです。天気がよければもうすこしはっきりと本州が見えるはずです。
港から徒歩で20分くらいのところにあります。
しおかぜ留学の中学生など約20人が毎日、馬のお世話をしています。乗馬体験などは要予約ですが、見学だけでも可能です。手の空いている方がいれば牧場内を案内してもらえます。馬の食事や一頭一頭の特徴についての説明、馬の運動の方法など見学しながら詳しく丁寧に教えてくれます。
CAFE&BAR そそど
豚丼、カレー、オムライスなどが食べられるおしゃれなカフェです。船を降りた港のすぐ近くで夜も営業しています。Tシャツ、マグネット、キーホルダー、ピアスなど粟島のお土産にピッタリなかわいい小物も販売していますよ。
THE GOOD HOUR PARK
港から歩いて10分。内浦キャンプ場の手前にあるカフェです。本格ハンバーガーやソーキそばなどをおしゃれな雰囲気でいただくことができます。SUPやキャンプ用品の貸し出しなども行っているようです。
お宿の紹介
民宿のご飯は、魚好きにはもってこい。刺身やアマダイの塩焼き、煮付けなど堪能することができますよ。それでは島時間を満喫できるお宿をご紹介します。特別なことは何もしなくても、集落の景色を見ながらの散歩や港の夕日を眺めながらゆっくり過ごすのもいいですね。
民宿 源左エ門
気軽にお休み頂ける宿です。粟島港から車で約12分の西海岸に面しており、日本海に沈む夕陽が綺麗です。漁業体験では、さし網漁、網揚げ、網はずし、わかめ干しなどが体験できますし、農業体験では、イモ堀が楽しい。料理体験は、魚料理、ワッパ煮作りを実際に体験して作れます。
民宿 与平
アツアツのわっぱ汁をいただくことができます。魚とり、タコ捕りなどができるお宿です。釣り客も多く、グリーン・ツーリズムセンターの担当Tもお世話になっているお宿です。
民宿 三吉
わっぱ煮作り体験、魚の網はずし体験などができます。お汁に石を焼いて入れる調理法で作るわっぱ煮は、豪快な漁師料理です。作るのも楽しいと思いますので、ぜひ、体験してみてください。また、鮮度抜群の魚をいただくことができます。
通年民宿 治郎作
新鮮な魚料理が自慢の宿です。船釣りを希望される方は、釣り船「今丸」をご紹介しています。釣りの楽園、粟島を思う存分楽しんでください。
他にも粟島には素敵なお宿がありますが、オンライン予約に対応していないところも多いので、粟島観光協会のwebサイトをチェックしてみてください。
ゆっくりのんびりふるさと探し。こころとカラダを癒す旅にどうぞお出かけください。