皆さんこんにちは。人事委員会事務局で給与に関わる業務をしているＫと申します。

皆さんが就職先を考えるとき、特に気になることは何でしょうか？
仕事の内容？やりがい？職場の雰囲気？
もちろんそういったことも重要ですが、「給料」や「福利厚生」も気になりませんか？

県職員の給料や、通勤手当や住居手当などの手当関係、休暇の制度などについて、今のままで良いのか、改定した方がよいのかを人事委員会は毎年調査を行っています。そしてその結果について知事や県議会議長に報告を行い、「給料をこのように改定してください」「〇〇手当をこう改善してください」というような勧告を行っています。

先日10月18日に、今年の勧告を行いました！
皆さんが気になる？初任給はどうなるかですが・・・

大卒初任給は10,700円ＵＰ、高卒初任給は12,000円ＵPするように勧告しました！
その場合、一般行政などの行政職の大卒新採用の基本給は202,400円、高卒新採用の基本給は170,900円となります。なお、民間企業で働いた経験がある方などは、その経験に応じて上乗せされますし、通勤手当や住居手当、扶養手当などは、各職員の状況に応じて支給されます。

ちなみに給料や手当などをどのように決めるかについてですが、毎年春に、事業所規模50人以上の民間企業などを訪問させていただき、給料や手当について調査をしています。その調査結果や国家公務員の状況などとも比べながら決めています。
民間企業の「春闘」の話題がニュースに出ていたのをご覧になった方もいらっしゃると思いますが、県内の民間企業の給与の状況が、県職員の給与に反映されるということです。

〇勧告の様子や給与改定の詳しい内容などは、こちらをご覧ください。人材育成やワーク・ライフ・バランスなどについても報告しています。
令和５年　職員の給与等に関して報告及び勧告を行いました

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