「民間企業派遣研修」研修生に聞いてみました!(令和6年4月19日)
皆さん、こんにちは!採用担当Tです。
職員採用試験(大学卒業程度:先行実施枠)まで残り1週間となりました。
先週のブログで登場したGさんを迎え、試験実施に向けて採用担当一同、準備を進めているところです!
さて、先行実施枠試験を受験していただく方の中には、民間企業と迷っている…という方も多くいらっしゃると思います。
実は県には、入庁後に民間企業等へ派遣される「民間企業等長期派遣研修」の制度があります✨
この研修は、主に若手職員を対象に、県とは異なる環境での仕事を通じて幅広い視野や思考能力を身につけ、多様な経験を施策立案に活かすため、民間企業・海外・大学院等へ職員を派遣するもの。研修期間は1年程度で東京など様々な場所へ派遣することになります。
今日は、昨年度この研修を受け、民間企業へ派遣されていた職員に話を聞いてみました!研修を受けようと思った理由や、実際に働いてみて感じた県との違いなど様々聞いてみました。志望先を迷っている…という方にぜひ読んでいただきたいです!
――Hさんは、派遣先でどんな仕事を担当していますか?
マーケット戦略部中小企業室にて、中小企業向け専用サイト『BUDDY+』の企画・運営に取り組んでいます。また、企業従業員のウェルビーイング向上に向けたプロジェクトにも参加して、各種チラシ・企画書等の開発や展開を担当しています。
――派遣研修を希望した理由を教えてください。
これまでの業務や若手政策提案事業などを通じ、事業の企画・立案に興味を持つと同時に、必要な知識やノウハウなどを学びたいと考えるようになったため、派遣を希望しました。東京海上日動を選んだ理由としては、地方創生など社会課題解決を起点に事業に取り組んでいることを過去の派遣者から聞いて、行政でも活かせるものが多いのではないかと感じたほか、民間企業ならではの専門知識やマーケティング手法についても学べると思い希望しました。
――県との違いを感じるところはありますか?
仕事の進め方について違いを感じました。派遣先の組織風土として、仕事を進める際は、多くの関係者を巻き込みながら仕事を進めていきます。これが、仕事のスピードや社内コミュニケーションの活性化などに繋がり、新たな発想や取り組みを生み出しているのだと実感しています。この仕事の進め方は、県への帰任後も積極的に取り入れていきたいです。
また、席は固定ではなく、フリーアドレスです。普段業務で関わることがない人と関わることができるなど、交流の幅が広がったほか、他部署等との調整業務もそのまま取り組むことができるなど非常に便利です。
――研修を通して学んだことや今後、県に戻ってから活かせることはありますか?
活かせることはたくさんありますが、特筆すべき点をあげると、人脈が広がったことです。経験豊富な社員の方はもちろん、専門性の高い社外関係者ともやりとりをするため、多くのことを教えていただきました。また、同じ自治体からの派遣研修生も総勢13名いますが、今では色んなことが話せるかけがえのない存在となっているなど、派遣先で築いた関係は帰任後も困った時に頼りになるため、大切にしていきたいです。
――このブログを読んでくれている学生の皆さんへメッセージをお願いします!
県職員は、広域的な目線の施策から県民に近いサービスなど幅広い施策や分野に携わることができ、やりがいを感じます。
また、若手政策提案事業など若手の時から様々な取組に挑戦できる環境が整っており、これまで行政に感じていた「年功序列」の印象が大きく変わりました。
人の役に立ちたい、新潟のために働いたいという挑戦の志があるかたにはお勧めの職場ですので、一緒によりよい新潟をつくりましょう。
Hさんありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。県庁に入ってから、民間企業で一社員として働くことができるこの制度。県庁入庁後も自分自身を成長させることができる機会があります。
就職先としていくつかの選択肢がある中で、悩む時期だと思います。企業や他の自治体など、様々な情報をもとに、ご自身の志望先を決めていただければと思います。そこで新潟県庁を選んでいただけると大変うれしいです☺ぜひ、受験申込をしていただいた皆さんには、当日受験をしていただきたいです!