見出し画像

チーム医療に貢献!病院薬剤師の仕事(令和5年12月22日)


はじめに

薬剤師は資格を生かし医療現場や行政、製薬会社など様々な場所で働くことができます。今回は病院薬剤師2年目の私がどのような仕事をしているかを紹介したいと思います。

業務内容

私は現在新潟県立松代病院の薬剤部に勤務し、病棟業務や調剤業務などを担当しています。1人の患者さんが入院してから退院するまで、私がどのように患者さんに関わっているかを話していきたいと思います。

① 持参薬鑑別

入院時に患者さんに自宅で飲んでいた薬を持って来ていただき、処方内容や服薬状況などを確認します。

② 患者さんの情報収集

患者さんの元へ薬の説明に行く!…前に患者さんのカルテから情報収集を行います。薬についてはもちろんですが、入院した理由や検査値、食事がでている場合どのくらい食べているかなども確認します。

電子カルテから情報収集をしています

③ 患者さんの元へ行く

患者さんに新しく開始になった薬や今まで飲んでいた薬の説明、薬の効果、副作用の確認などを行っています。自宅での薬の管理や薬剤アレルギーの有無も確認します。

④ 退院日が決定

退院後の薬の管理について改めて確認を行います。院外の薬局薬剤師に薬の内容、変更点など情報提供を行う場合もあります。

退院時には患者さんやそのご家族に薬の説明を行います

①~④の業務と並行して調剤業務(入院患者さんの飲み薬、注射薬の準備)を行っています。

飲み薬の調剤をしています

松代病院は病床数39床の地域医療病院です。規模は大きくありませんが、その分他職種との連携が取りやすいと感じており、他の職種の方からいろいろ教えていただくことも多いです。また、他の職種の方から薬について質問や相談を受けることもあります。

他の職種の方々と患者さんについて相談しています

最後に

私が病院薬剤師を目指そうと思ったのは、学生の時に行った実務実習を通して自分もチーム医療に貢献したいと思ったことがきっかけです。最初はわからないことが多く大変だと感じる部分もありましたが、患者さんが元気になり退院されるのを見届けるとやりがいを感じます。また、新潟県立病院は異動を通じて機能・規模が異なる病院で経験を積むことができます。一緒に新潟県立病院で働いてみませんか?

ほかの記事はこちら

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

新潟県の起業・創業に関する情報をリアルタイムにお届けします。