こんにちは！
新潟県主催ワークショップ「共感を生み出す企業をデザインする」の運営をしている株式会社MGNETの鴨井です。
私たちは加茂市を舞台に、企業が学生や行政の方と共創して、課題解決に向けたアイデアを出して具現化するための場所を作る取り組みをしました。企業、学生、行政がそれぞれが自分の経験や考えを共有することで、企業の方だけでは思いつかないようなアイデアの創造を目指しています。

ワークショップは11月から加茂市産業センターで全3回で実施しました。グループは全部で4グループあり、各グループに企業の方が1名、学生と行政の方が3名ほど、合わせて3人〜4人のグループでワークを進めました。

前回の記事では2回目のワークショップについて紹介をしました。企業の課題の解決策として学生と行政の方がリサーチしたものを企業の方にプレゼンを行い、ブ ラッシュアップを行いました。

1回目の詳細はこちらの記事から
https://niigata-pref.note.jp/n/nb9e9041b98cb

2回目の詳細はこちらの記事から
https://niigata-pref.note.jp/n/n2726acbdaf86

最終回となる今回は、企業が解決したい課題について専門にお仕事をされている方をゲストに招き、各グループで今まで出たアイデアを壁打ちしていただきました。
ゲストの方の中には東京からオンラインでご参加くださった方もいらっしゃり、Zoomを通して会場の企業の方や学生、行政の方とディスカッションを進めました。

専門にお仕事をされている方からのお話は企業の方にとって新鮮で、興味津々に意見を出し合っていました。
議論が進む中でグループの全員に熱が入り、事前に決めていたワークの時間では収まらず少し 時間を延長しましたが、結果としてはたくさんのアイデアが生まれました。

最後は全3回参加してくださった企業の方、学生、行政の方全員でワークショップの感想を共有し ました。

ワークショップ参加後のアンケートでは「ブランディングや会社をやっていく上でのキーワードをいただきました」、「自分が今まで接したことがなかった分野を専門にしてお仕事をされている方と話せた」、「企業と大学生が話し合いをして、企業をより良くするためにともに進んでいく感じが新鮮だった」といったお声をいただきました。

今回のワークショップを通して、企業の方は立場の異なる人からのアイデアを自社に反映させる 共創の意識や実際に課題解決にチャレンジしようと一歩を踏み出す気持ちが少しでも高まっていただけたら嬉しいです。
また、学生や行政の方も企業の方と課題解決を考えたことで、そのプロセスが普段の活動やお仕事のお役に立てたらと思います。

今後も企業が共創をしやすい環境を目指してセミナーやワークショップなどに取り組んでいきたいです！