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【県庁のしごとvol.1】中立・公正な視点で県政や職員を支える人事委員会事務局

この採用担当ブログでは、県庁の職場の雰囲気や専門職の仕事、採用担当のつぶやきなど、様々お伝えしてきましたが、読者の皆様から「一般行政の仕事ももっと知りたい!」というお声を多数いただきました。
そんなわけで、一般行政・一般事務のお仕事シリーズをスタートします!!!各部局の若手職員による各部局の主な業務や担当業務に加え、執筆者が新潟県庁を選んだワケについても紹介してもらいましょう!

第1回目は、「言い出しっぺ」ということで、まずはこのブログの運営を行う「人事委員会事務局」です。



1 はじめに

私は人事委員会事務局総務課1年目、採用担当のGと申します!
入庁は11年目になりました。これまでの私の経歴などは過去のブログを読んでいただければと思います。

過去のブログ記事では書いていませんでしたが、私が県職員を選んだ理由もここでお伝えしたいと思います。

私の地元である阿賀野市の総合病院で医師の一斉離職があり、医師の確保が課題となっていることを知ったことが、公務員を志望したきっかけでした。医師になれるほどの学力は持ち合わせていなかったので💦、行政の立場で対策に取り組みたいと考えました。
地元に住んでいた当時は、あくまで地元の問題だと思っていましたが、いろいろ調べていくうちに、医師の確保対策は県全体の課題だと知ったことから、広域的に課題解決に取り組むことができる新潟県職員を選びました。
医師の確保対策以外にも、県では広域的に、幅広く地域貢献できることに魅力を感じて県職員を志望しました。
  
…ということを就活生だった頃に面接で話したと記憶しています。
いろいろな仕事を経験できて、地元だけではなく県全体に貢献しているという実感を得られますし、育児休業の取得しやすさなどの福利厚生にもすごく助けられているので、今でも県職員になってよかったと感じています。

2 人事委員会事務局のしごとについて

さて、「人事委員会事務局」という名前だけ見ても、あまり仕事内容がイメージしにくいですよね。
私自身、いまの所属に配属になるまで、どんな仕事をするところなのかまったく知りませんでした。
すべてを説明するとすごーく長くなってしまうので💦、簡単に紹介します。

人事委員会事務局とは、知事や議会から独立した第三者機関として、職員の給与制度等の調査研究や、採用試験の実施、審査請求に対する公平審査を行う人事委員会の権限の行使を補助するために設けられた組織です。

3 自分のしごとについて

私が所属しているのは任用係なので、任用係でのお仕事内容についてご紹介します☺
私が担当する仕事は大きく分けると、(1)採用試験に関すること(2)広報に関すること、の2つです。

(1)採用試験に関すること

採用試験に関する仕事は、試験当日はもちろん、事前準備や事後作業も多くあります。
試験問題を編成したり、会場をセッティングしたり、試験が終わったら合格発表の準備をしたり…。
とにかく沢山の作業があります。毎日、全体のスケジュールを確認して「次は何をすればいいんだっけ」と考えながら作業を進めていました。

県職員を目指す皆さんの人生にかかわることなので、絶対に手を抜けない、責任ある仕事です。

一次試験会場のセッティング。受験者が当日迷わないようにレイアウトを作っています。


会場のセッティング作業の様子。

採用試験と一口に言っても、実は見えないところで作業がたくさんあります。自分が採用試験を受ける立場だったときは気づきませんでした💦

(2)広報に関すること

広報活動も、任用係の大事な仕事のひとつです。
いろいろな学校に行って説明会を開催させてもらったり、合同説明会に参加したり、ガイダンスやセミナーなどを企画・開催して、公務員を目指す皆さんが「県職員っていいな」「県職員になってみたいな」と思ってもらえるように地道にがんばっています😠


広報イベントの様子。人前に立つ仕事はいまだに慣れません💦

説明会などのイベントのほかにも、県職員の魅力が伝わるようにパンフレットを作成したり、まさに今みなさんに読んでいただいている職員採用ブログの記事を作成したり、SNSでの広報活動というのも任用係のお仕事です。

私はバックオフィス系の仕事が長かったこともあり、広報担当というキラキラしている仕事には不慣れな点が多いです💦
頼りになる任用係の皆さんや優しい上司のおかげで、とても助けられています🌞

4 仕事のやりがいについて

任用係の仕事のやりがいはなんといっても、優秀な皆さんが採用試験に合格し、入庁してくれることです!
私はまだ配属になって1年目なので、自分が採用試験を担当した人が入庁したという経験はありません。
来年の4月になって、自分が採用試験を担当した人が辞令交付式に出席している姿を目にするのを今から楽しみにしています!
一生懸命試験の準備や広報活動をしてきたことが報われたと感じるはず!
ですので、多くの方が新潟県職員採用試験を受験してくれることを期待しています😉

5 プライベートについて

任用係の仕事は、広報や採用試験などのイベント業務が多いため、土日にイベントがある場合は休日出勤することもあります。

休日出勤と聞くと、
せっかく公務員になっても土日休めないのは嫌だな…
と感じるかもしれません。

でも、土日に出勤したら、その分平日にしっかり振替休暇を取ることができます。
感じ方次第ですが、平日のほうがお店も道路も空いていることが多いので、遊びに行くことを考えると休日出勤も悪くはないかも!?(でも頻度が多いのはイヤッ)

私は、お休みの日は子どもを連れて遊びに行くことが多いです。土日は混んでいる施設でも平日なら空いている場合が多いので、のびのびと遊ばせてあげられます。

博物館に行ったり、自然に囲まれた環境を楽しんだり。我が子との貴重な時間を日々楽しんでいます。

今回は人事委員会事務局の仕事のうち、任用係の業務にスポットを当てて紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
  
一般行政・一般事務として採用されると、本当にいろいろな仕事を経験することになります。
毎日パソコンに向き合って数字や文書を扱う仕事もあれば、広報の仕事のように対外的な仕事もあります。
人それぞれ適性があると思いますが、仕事の適性はやってみないと分からないことも多いです。向いていないと思う仕事でも、やってみると意外とハマることも……。
多種多様な仕事を経験できるのは一般行政・一般事務の魅力ですね!

一般行政・一般事務のお仕事シリーズ、第1回目ということで人事委員会事務局の仕事を紹介しました。
次回は知事政策局国際課の仕事について紹介しますので、お楽しみに!

いろいろな仕事を経験したいと考えているあなた!ぜひ新潟県職員として一緒に働きましょう~!

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