スペシャルな経験ができるかも!?【機械職】を紹介
こんにちは!採用担当Sです。
12月は、今年の出来事のほか、流行語や漢字一字など、一年を振り返る時期ですよね。
ちなみに、私にとっての漢字一字は、団結の「結」。特に同僚、上司の支えを感じて一丸となって取り組めたなと感じたのが理由です。これまでの努力が未来に向けて、「結」実するといいなという思いも込めました。(おあとがよろしいようで・・・)
さて、今回は「機械職」の仕事を紹介します!
ぜひ最後までお読みください!
○自己紹介
みなさんこんにちは。私は下水道課に所属しているKと言います。
新潟県庁へ入庁する前は、民間企業で働いており、採用当時実施されていたU・Iターン採用枠で入庁し8年目になります。
当時は公務員の仕事、機械職の仕事について明確なイメージが持てない状態で入庁し、当初困惑したところもあったので、このブログを通じて少しでもイメージが伝わればと思います。
○現在の仕事について
まずは、現在所属している下水道課の仕事についてご紹介したいと思います。
下水道課で、私が担当しているのは、県内市町村が実施する下水道事業に対して指導や支援をする、公共下水道係という係で仕事をしています。
下水道というと、家庭で出た汚水を処理しているだけと思われがちですが、それだけではなく、雨水の排除も下水道の役割となっていたり、脱炭素への取り組みやDX、汚水処理の過程で発生する資源の有効利用をすすめていたり、社会的に注目度の高いテーマの解決にも取り組んでおり、非常に多岐にわたっています。
そうした事業を実施するには、しっかりとした計画づくりや、その計画を実現するための施設・設備が必要となりますし、それらの維持管理・更新も必要です。
このように色々なことをやるには多額の資金がかかるため、市町村の単独での予算だけではなく、国の支援制度を活用して予算を確保し事業を進めているのですが、そこで国と市町村の間に入って、必要な手続きに関して助言や指導をすることが主な仕事となっています。
そのため、普段から県内市町村の担当者と連絡を取ったり、定期的にヒアリングの機会を設けて事業の進め方やスケジュール等について確認するなど、人とのやり取りが多い仕事になっています。
また、今年は市町村向けの研修会を担当しており、国の施策や、最新の下水道業界のトレンドなどについての講義や、浄化センター等の見学を含めた研修の企画運営をしています。研修会の後は市町村職員含めて懇親会を開催する、なんてこともあります。
ここまで書いていて、全く機械っぽい仕事がないと思いましたが、安心して下さい!ちゃんと機械っぽいところもありますよ。
下水道は多くの機器・設備が関わって汚水の処理や雨水の排除がされていますので、社会生活を維持するために重要なインフラ設備に関わる仕事となっています。
下は浄化センター内部の写真ですが、大きなポンプや処理に関する機器がたくさんあります。具体的な機能はわからずとも、機械の知識があることで、ある程度のイメージが持てますし、市町村職員と話す中でも技術的な話題についていくことができます。
私自身は、民間時代製造業で自社工場の機械の維持・管理や更新の仕事をしていたので、こうした現場に来ると配管の行き先や、機械同士の配置などを気にして見ています。
もちろん下水道特有の機器だらけで、初めて見るものも多いですが、機械の概念的なものを理解していると何かと役に立つ、といったところでしょうか。
○下水道課以外での経験について
さて、何とか下水道課における機械職っぽいところもお伝え出来たかと思いますので、その他の所属で経験したことについてもお話ししたいと思います。
現在の下水道課は4つ目の職場ですが、以前の所属はそれぞれ全く違う業務でした。本業の部分は他の職員のブログでも紹介されていますが、ここでは、こんなこともやっているの?という経験についてご紹介します。
例えば、県の取り組みを紹介するため、TVに何度か出演したのですが、制作会社さんとの打合せや、スタジオでアナウンサーと1対1での収録など、番組の作り方を知ることができて興味深かったです。こうしたことを重ねて、緊張しにくいメンタルを得るための経験ができます。
ほっとホット新潟のチャンネルはこちら
また、アルビレックス新潟の試合に合わせて、担当業務の広報活動を行うことがあるのですが、とあるキャラクターになって(いわゆる着ぐるみ)参加したことがあります。生身の私ではありえませんが、たくさんの子供に囲まれます。私はサッカーが好きで観戦にも行きますが、同じようにアルビ好きや子供好きの方にお勧めです。
他には、道路除雪事業のPRイベントとして、除雪車を使った競技会の運営にも携わりました。大きな除雪車をスピーディーかつスムーズに扱う除雪業者さんの技術を間近で見ることができました。
ニイガタ除雪の達人選手権 - 新潟県ホームページ
最後に、非常にレアな業務で、港湾で使用するガントリークレーンの設置状況の検査に行ったことがあります。高さ60m位の巨大な設備を「下」から、また40~50m位まで登って「上」からも確認しました。図面でも確認していたのですが、巨大マシーンの迫力や高所からの眺めなど、現場で体感しないとわからない感覚を味わいました。
また機械職っぽい話からそれている部分が多くすみません。
ですが、このように、一般の仕事では遭遇することがなさそうなことや、景色を見ることができ、話のネタにもなりますし、機械に限らずオールマイティーに対応できるような「経験値」を獲得できたような気がします。
○プライベートについて
私は山形県の出身なのですが、以前は東海地方の企業で働いていました。冒頭U・Iターン枠でと言いましたが、妻の地元が新潟なので、UなのかIなのかわかりませんが、とにかく地元近くに戻ったという感じです。
ある程度新潟については知っていましたが、出張で県内各地に行くことで、県内の地理や飲食店に詳しくなり、気に入った場所には休暇を取って家族と改めて出かけたりと、仕事を通じてプライベートにも還元できています。前段に佐渡の海鮮の写真も載せましたが、家族旅行でも訪れました。
○おわりに
ブログを通じてここまでの県庁生活を振り返ってみると、短期間で様々な経験をしてきたなということを実感しました。そこで得られたノウハウや人脈は職場が変わっても活かせていますし、自分の力になっていると思います。
うまく機械職の仕事紹介になったかわかりませんが、県庁内でもこのくらいの経験ができる職種は少ないのではないかと思いますので、色々なことにチャレンジしてみたいという方はぜひ、県庁の機械職を就職先の候補としてみてください!
いかがでしたでしょうか。
県庁の機械職の経験の幅広さは想像以上だったのではないでしょうか。まずは除雪の達人選手権、とっても興味があるので、見てみたいと思います。
I(J?)ターンされて、プライベートで新潟を満喫され、新潟を愛してくださっているのもとてもうれしいですね。
Kさん、ありがとうございました!
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