見出し画像

【県庁のシゴトvol.8】「もしも」の備え、できていますか?:防災局防災企画課

皆さん、こんにちは!採用担当のAです!
今年最後のブログとなりました。そして本日は県庁の仕事納めの日です。
明日から県庁の閉庁日と休日を含めなんと9連休!(おそらく多くの職員が喜んでいるのではないでしょうか😁)
私はこの連休を利用して実家に帰省して、家族との団らんや子ども達とのスキー、地元の日本酒、兄弟で冬ゴルフなどを楽しんでこようと考えています!
皆さんも就職活動が本格化してくる時期と思いますが、充電期間も作りながら新年からのスタートを切ってもらえたらなと思います!

さてさて、今回のブログで紹介する一般行政・事務職の仕事は「防災局」です。
県民の生命・財産を守る大事な役割をもつ部局!
今回は防災局で働く採用2年目のWさんからシゴトについて紹介してもらいます!
Wさん、よろしくお願いします!



1 はじめに

こんにちは。防災局防災企画課2年目、総務班のWと申します。
今年で入庁2年目、最初に配属されたのが防災企画課です。
防災局のしごとについては追って説明するとして、まずは新潟県職員を志望した理由についてお話しします。

私は「とにかく生まれ育った新潟県で就職し、地元に貢献したい!」と考えていました。
 しかし、ただ「地元に貢献したい」というだけなら、公務員以外の選択肢だっていくらでもあります。市町村はもちろん、県内の企業で働くことだって、立派な「新潟県への貢献」です。

それでは、なぜ新潟県の採用試験を受けようと思ったのか。
 正直にお伝えしますと、現在も土木系の県職員として働いている父の影響が大きいです。父が災害対応のために県外へ行ったり、休日でも道路に問題が発生すれば対応に当たったりする姿を見て育ったため、なんとなく県職員、そして防災に対して興味がありました。

そんな漠然とした理由で志した県職員ですが、今は「やっぱり受験してよかった!」と思っています。その理由が、次項から紹介する防災局のしごとに詰まっています。

2 防災局のしごとについて

ところで、皆さんは「新潟県総合計画」をご覧になられたことはありますか?
(まだ見たことがない方は、県職員の志望を考える際や二次試験対策の参考になるので、この機会に目を通しておくとよいかもしれません👀)
 県政運営の総合的・基本的な指針となる「新潟県総合計画」、そこで真っ先に挙げられている将来像こそが「安全に安心して暮らせる新潟」です。
県民なくして、県政運営は行えません。県民の皆様の命と暮らしを守り、安心・安全を確保することが何よりも大切です。
 そういった意味で、防災局は県政の基盤となる重要な役目を担っていると考えられるのではないでしょうか。

そんな防災局には、災害に備えて防災計画を策定するとともに地震・津波・火山防災対策などを担当する「防災企画課」をはじめ、災害発生時には災害対策本部を運営し、自然災害だけでなく鳥獣被害や特定家畜伝染病など幅広く危機管理・初動対応を担う「危機対策課」、消防機関の強化・指導や火災予防などを行う「消防課」、原子力発電の防災対策などを所管する「原子力安全対策課」の4つの課があります。
 担当する災害や、日常的な業務にも細かな違いがありますが、災害が発生したときには一致団結して、防災局だけでなく全庁が協力して対応にあたっています。
 令和6年能登半島地震の際は、元日にもかかわらず多くの職員が登庁し、情報収集など迅速な対応に努めました。私自身、防災局職員ながら、県民のために尽力する上司・先輩がたを見て、災害の裏ではこんなにも大勢の人々が活躍していたのだと実感しました。

3 自分のしごとについて

私が所属しているのは、防災局の主管課である「防災企画課」の中でも、特に局内全体の取りまとめに関わる「総務班」です。
 「総務班」…第一印象は、なんだか重要そう! まだ何の知識もないのに大丈夫?という不安もありましたが、続けられているのは上司・先輩がたのおかげです。困っていれば忙しくても耳を傾け、親身になって相談に乗ってくださる皆さんに感謝する毎日です😊
それでは、具体的な業務内容を見てみましょう。
  
(1) 防災っぽくないしごと?
 総務班のしごとは、どの部局・どの課にも通ずるものが多いです。はじめは「防災局だけど、防災っぽいしごとじゃないんだなあ」と思いましたが、一般行政の基本を学ぶのに最適なポジションです。
 私が日常的に行っている主な担当業務には、
 ① 各種照会・調査の処理
 ② 予算・執行に関すること

があります。どちらも一般行政にとって基礎的なしごとです。

 ①は、他の部局や課から質問が届くイメージです。たとえば「こんな事業に該当するものはありませんか?」という内容の照会が届けば、それを局内や課内にメールでお知らせし、該当するものを報告してもらいます。回答が出そろったら、不備がないかどうかきちんと上司に伺いを立て、承認していただきます(これを「決裁」といいます)。最後に、決裁された回答を相手方に報告すれば、業務完了です!
 ②で欠かせないのは、請求書の処理です。請求書に必要事項が記入されているかどうかを確認し、システムで支払い処理を行います。私が担当する危機対策課と原子力安全対策課は請求書が多いので、管理表で処理状況をチェックし、漏れが発生しないよう注意しています。

(2) 防災っぽいしごと!
 採用から2年目を迎え、今年は「防災意識啓発事業」という、その名のとおり県民の防災意識の向上を目指した広報活動も一部担当しています。
 防災関係のイベントに出展したり、広報広聴課を通して県広報テレビ番組に出演したり。まさに「就職前の自分が想像していた防災っぽいしごと」です!

防災関係のイベントには、「新潟県総合防災訓練」や、「防災シンポジウム」、「親子防災セミナー」など、県が主催するもののほか、企業主催のイベントに参加することもあり、県民の皆さんと接する機会がたくさんあります。イベントでの主な作業は、展示するパネルや配布するパンフレットの用意、従事する職員の確保とスケジュール調整です。当日どれくらいの方がお越しになるか、どんなトラブルが想定されるか、どうしたら楽しみながら防災を知ってもらえるかを考えながら、準備を進めます。
 テレビ番組の準備は、内容の打合せやシナリオの確認から始まります。何回出演しても緊張してしまいますが、少しでも多くの方に、わずかでも防災に興味・関心を持っていただきたいという思いで取り組んでいます。

▲9月に開催された「アルビ防災デー」の様子。
防災に関するパンフレットを配布したり、ステージイベントに出演したりしました。
▲UXで放送される「ほっとホット新潟」に出演しました!

(今年放送されたものは広報広聴課のホームページから見られるので、興味がある方はぜひ覗いてみてください!📺)

4 プライベートについて

仕事をしていると、どうしても疲れたり、落ち込んでしまったりすることがありますが、そんな時こそ気分転換です!
 私は観劇が趣味なので、県外へ公演を観に行くことが一番の生きがいです。今年は東京、愛知、そして人生初の飛行機に乗って北海道にも行ってきました。目的は観劇ですが、初めて訪れる土地の空気や(主に食)文化も楽しみのひとつです✨
悩んだり反省したりすることも大切ですが、ひとりで思い詰めすぎず、適度に息抜きしていきましょう🍵

▲プライベートで乗った初めての飛行機、いい景色でした。(離陸前は怖かったです…)
▲普段の執務室での様子。先輩職員に相談に乗っていただいています。                      

5 おわりに

防災局は、いつ起こるかわからない災害を相手にするため、気が休まらないことがあるのは事実です。
 一方で、県民の暮らしを根本から支え、安全・安心な社会の実現に貢献できる防災局のしごとにやりがいを感じています💪
 このブログで、少しでも防災局のしごとのイメージと魅力が伝わっていれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


Wさん、ありがとうございました!
新採用として配属され、事務職であれば関わる予算や照会業務に加えて、イベントや災害対応など幅広く経験されていて、「一般行政の基本を学ぶのに最適なポジション」って言葉がしっくりきますね!
その分大変な一面もあったかと思いますが、仕事とプライベートのメリハリを付けて過ごしているWさんの姿は、働くイメージが湧きやすかったと思います。
Wさんの益々のご活躍を期待しております!

人事委員会でも新年明けてから様々なイベントを企画しております!仕事内容などを知りたいかたはぜひHPをご確認いただけますと嬉しいです!
それでは良いお年を~!

👉採用担当ブログのアーカイブはこちら


新潟県の起業・創業に関する情報をリアルタイムにお届けします。