🍠🍠農業職ってどんな仕事?さつまいも普及指導員の仕事紹介🍠🍠
こんにちは、採用担当のAです!
このところ寒い日が続き、冬到来という感じがします。
寒くなると暖かいものが食べたくなります。
先日、小学生の子どもから「石で焼いた芋が食べたい」とのリクエストがあり、スーパーで購入して食べてみました。そうしたら今度は移動販売車の石焼き芋も食べたいと矢継ぎ早にリクエストが。子供って好奇心旺盛ですね~。
さて、本日はそんな子どもにも人気な作物を扱っている「農業職」の仕事を紹介します!
ぜひ最後までお読みください!
はじめに
みなさんこんにちは。私は農業職採用4年目のKです。
私は野菜担当として上越農林振興部に3年勤務した後、今年の4月から地元新潟市にある巻農業振興部普及課(巻農業普及指導センター)に勤務しています。巻ではブランドさつまいも「いもジェンヌ」🍠の担当をしています。
私は採用試験を受けた当時、「農業職でよく聞く“普及指導員”ってどんな仕事??調べてもよく分からないな…」と思っていました。今は人事委員会ブログの記事にとても分かりやすくまとめられていて、疑問の解決にとてもいいなと思います。他の3本の記事も是非読んでみてください。
農業職とは
農業職は、大きく分けて農業に関する普及、行政、試験研究、教育の4つの職務があります。
私や過去のブログ執筆者が所属する普及課では、農業者に対する生産技術指導や経営指導等の普及業務を担当しています。これらの業務を行う職員が、普及指導員です。
普及指導員は、農業者に直に接する機会が多いので、みなさん話し好きで賑やかな人が多い印象です。
また農業職は、職務の他に異動しても基本的に変わらない専門分野(野菜担当、作物担当など)を持っています。年々経験を積むことで専門的な能力を高め、担当地域の農業に貢献できる、それが農業職採用の強みで魅力の1つです。
一方で、野菜担当は担当地域が変わると主要品目が変わることがあります。私も砂丘地野菜やさつまいもの担当は初めてで、分からないことがたくさんありますが、知識も経験も豊富な先輩に相談しながら、業務を行っています。1つずつ分かる品目が増えていることに達成感があります。
話は変わりますが、みなさんは新潟市のさつまいものブランド、「いもジェンヌ」をご存じでしょうか?
新潟市西区の砂丘地では、平成23年から「いもジェンヌ」としてブランド化を進め、地域に生産者が広がりました。イモを追熟させて出荷するため、濃厚な甘みととろける食感が特徴です。
より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください☞
【公式ホームページ】https://imosienne.com/introduction.html(外部リンク)
【Instagram】https://www.instagram.com/imosienne/?hl=ja(外部リンク)
私が学生の頃、地域学習で「いもジェンヌ」の振興を学ぶ機会がありましたが、巡り巡って自分自身が担当すると想像していませんでした。
採用試験を検討している方で、地元で働きたい!という人がいれば、こういった巡り合わせがあることや、新たな魅力を発見できることも地元で就職する面白さだと思います。
普及指導員の仕事~さつまいも編~
普及指導員の仕事は、農産物の出荷が増えて、生産者の手取りが増えること、それにより農村地域を活性化させることです。
また、さつまいもの出荷量を増やすためには、生育量を確保して一番いい時に収穫・出荷すること、出荷までにロスを少なくすることが必要です。そこで下記のような取組を行っています。
①現地栽培指導
地域ではさつまいもの親苗をポットで購入し、その「わき芽」を刺して倍々に増殖して育苗しています。適切な温度管理で苗の品質・数量を確保できるよう育苗期から指導をしています。
②実証ほ調査
産地に新たな品種・技術を導入するために、生産者のほ場を借りて調査を行い、結果をもとに生産者部会に技術改善の提案をしています。
③試し掘り調査
収穫時期を判定するために、生産者の収穫よりひと足早く掘っていもの肥り具合を確認します。
④食味検査
食味を確認して追熟に必要な貯蔵期間(出荷開始時期)を決めます。
⑤貯蔵品温調査
共同保管庫内でイモの品温管理が狙い通りにできているかを調べることで、生産者が安心して生産・出荷できるようにします。
その他にも、JAや市役所と連携しながら産地全体の発展につながる幅広い取組を行っています。
最後に
これだけの取組を行う背景には、真摯に取り組む生産者の姿勢と、それに応える関係機関や歴代の担当普及指導員の想いがあります。公務員は公平・中立がモットーですが、農業職は産地の一番の応援団で、熱い気持ちを持って仕事をしている人が多いと感じます。
このブログを通して、農業職に興味を持っていただき、就活の参考にしていただければ幸いです。
また、農業職でなくても、食べて産地を応援することもできます!この記事をきっかけにスーパーの店頭に並んでいる「いもジェンヌ」を手に取っていただければ嬉しいです🍠。
おまけ
写真は、巻の砂丘地野菜を担うエース普及指導員Tさんです。
農業振興部の若手職員でボウリング大会に参加した帰りに、ゲームセンターで担当品目のネギをゲットしていました。砂丘地の野菜に詳しくて仕事熱心で、気軽に相談できる先輩です。
(後ろに写っているのは、農業職採用2年目、作物担当のAさんです)
作物の生育とともに慌ただしく過ぎる日々ですが、同僚と時に息抜きしながら楽しみを探して仕事をしています。
是非農業職で一緒に仕事をしてみませんか?
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。職員同士のイベントもあり、なんだかアットホームな感じが伝わってきますね!
また、さつまいも編一つとっても色々な取組があるんですね。生産者と一緒になって地域を盛り上げていくことができるのも農業職の魅力なんだと感じました!
ちなみにKさんに聞いてみたところ、12/7(土)、8(日)に新潟市西区亀貝のいっぺこ~とにていもジェンヌまつり2024があり、焼き芋やスイーツなどの販売があるそうです!ぜひ食べてみたいと思います😁
Kさんありがとうございました!
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